『十三機兵防衛圏』プレイ日記 その2
十三機兵防衛圏のプレイ日記です。
控えめに言って最高に面白いのでみんな買え。
前回の続き。
以下ネタバレあり。 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … …
五日目
三浦 0%→12%
2187年。新しい時代が出てきた。
世は宇宙時代となっている。三浦と、南? ここではこの2人が恋人関係にある様子。
そして舞台は1944年へ。この時点の三浦には額の傷がない。比治山と、鞍部玉緒……ってワトソンこと相葉絵里花じゃん。
1954年。常坂神社にて、南(&BJ)と遭遇。鞍部家近辺が空襲を受ける。崩壊した町にダイモスが現れる。
この時点で南は機兵のことを認識している。
三浦 12%→25%
舞台は1985年へ。機兵でダイモスと戦闘の後、三浦はタイムスリップしてきている。緒方に殴り倒され、網口の家へ。ここが1985年であることを認識する。
鞍部 22%→33%
鞍部の悪夢。大人になった鞍部(和泉か?)が、沖野、井田(網口)、冬坂、薬師寺を撃ち殺すという夢である。全ての原因は、彼らの身に宿るナノマシンがダイモスを呼び寄せることだと彼は言う。
南 25%→37%
BJの能力で南は複数の時代に跳んでいることがこの時点で明らかになる。
1945年、郷登と相葉。相葉は郷登から記憶を失う薬を与えられている。
彩芽峠の機兵工廠で19番機を発見。ここで沖野が暗躍している。三浦と常坂神社で遭遇。先の三浦パートと繋がる。
三浦 25%→37%
1985年に南と再会する。これはどの時点の南だ? 客観的には鞍部家に三浦が預けられる直前のタイミングだ。 2188年。120歳の鞍部玉緒と三浦が通信にて会話。
如月 25%→37%
緒方と2025年探索パート2。怪獣に敷島重工のマークを発見する二人。 緒方の父親が敷島重工の重役であることが明らかに。 怪獣が、2188年敷島宇宙開拓事業の重機であることが分かる。
緒方 0%→12%
繰り返す電車の脱線事故。如月を救う道を探す緒方。
緒方 12%→25%
電車に如月を乗せないことには成功するが、やはり脱出に失敗する。
緒方 25%→37%
幼女が冬坂に、そして森村に姿を変え、三人が同一人物であることが示唆される。
元々ナノマシンを持っていた(?)7歳の緒方に、森村がナノマシンを上書きした記憶が蘇る。
網口 28%→42%
1985年、冬坂が自分と同じように未来の夢を見ていることがわかる。
未来では、(和泉?)十郎に如月も殺され、8年後に井田(網口)が如月をドロイドとして記録データから復活させる。
鷹宮 28%→42%
旧校舎での東雲の回想。敷島の重機に地球を襲わせたのは、未来で井田に利用されたことに気づき失意の東雲だった?
東雲はクスリで記憶を失っている。
東雲 0%→12%
2064年。
東雲と関ヶ原が志願し機兵操縦者となる。
関ヶ原(囚人番号426)の機体からのアクセスを起点とする機兵汚染事件により機兵たちは敗走し、井田は死亡。
東雲 12%→25%
1985年。426からこの時代の候補者に接触がなかったか聞き込みを行う東雲。クスリでかなり危ない状態。
如月は426について何か知っている様子。
東雲 25%→37%
如月の助言で郷登から離れて行動。森村による冬坂へのナノマシン投与、そして自らの、薬による記憶の剥離を知る。
三浦 37%→50%
2188年で鷹宮は南の母???
緒方 37%→50%
またしても同じ駅のホーム。次は東雲と同じ電車に乗り込み、東雲と関ヶ原が車内で倒れている。井田鉄也と出会う。
繰り返しを命ずる声は沖野だと判明する。
如月 37%→50%
2025年。和泉十郎の出撃。
東雲 37%→50%
東雲は関ヶ原を426だと思い込んでいたが、そうではなかった?
網口 42%→57%
鷹宮の思い出の地に向かおうと県境を目指すが、トンネルの先に広がっていたのは巨大な建造物の内部空間だった。
因幡から示唆されたとおり、自分たちが直径30キロの居住区に閉じ込められていることを確信する。
鷹宮 42%→57%
敷島の倉庫に行く途中、電車で緒方と会う。緒方に「あれは相葉ではない」と告げられる。
敷島の倉庫に忍び込み機兵を目にする鷹宮。そこにいたのは東雲、郷登、森村。東雲に撃たれ意識を失う。
郷登 0%→14%
2188年のシキシマ重役は郷登という名前である。
幼女の「千尋」が森村のクローンであることが判明する。
冬坂 42%→57%
時をかける五百里。
薬師寺 42%→57%
如月を撃つ薬師寺。緒方が何かに勘付く。
関ヶ原 42%→57%
薬師寺、鞍部、しっぽ、三浦との邂逅。 ミウラという名のAI。
追憶編が4割ほどに達した段階だが、タイムトラベル、タイムスリップ、タイムリープそしてタイムループ、記憶喪失、ドロイドとAI、記憶の他者へのインストール、別の世界線……と、人間同士の時間軸に沿ったリニアな関係を揺さぶるSF装置の全部乗せといった感である。
普通ここまで時系列をこねくり回すと何が何だか分からなくなりそうだが、装置とその効果の出し方が理解が追いつける程度に丁寧に順序立ててあり、それぞれのエピソードがどの時点のものなのかがシナリオ上でもシステム上でも示されるので、プレイヤー側はとりあえず時間軸を手がかりに物語を追うことができる。(キャラクターはとにかく混乱の極みに放り込まれるが)
一方で、上記のようにキャラクターの主体はもはや可換なものとして捉えざるを得ないので、ここがいつなのかはおおよそ分かるがこいつは本当にこいつなのか?という疑念に放り込まれる。人物の同定を行う上では人間関係が頼りなのだが、冬坂/森村、網口/井田のような罠があったり、かと思えば2188年の露骨に組み替えられた人間関係がいきなりぶつけられてきたりする。
情報の出し方とそれによってプレイヤーの認識を揺さぶるのが本当に上手い。やめどきが分からなくなって大変困る。