2016年1月

「自由と多様性」主義は「”それを認めない”自由」とどう向きあえばよいのか?

ネトウヨ系の連中を見る度に「セイウチのケツにド頭つっこんでおっ死ね」と思うが、言論の自由まで侵害するのはどうなのよ……と思ってしまう。 ドーキンス記事のはてなブクマのコメントにもあるが、「政治的正しさから逸脱した言動をすると発言権が奪われてしまう問題」はなかなかに根が深い。多様性・他者性を許容せよという声が「それを良しとしない他者」を締めあげてしまうというリベラリズムの逆説が端的に現れている。 「 […]

グーグルの囲碁AI「AlphaGo(アルファ碁)」は囲碁の謎をどのように解いたのか?(モンテカルロ法とディープラーニングについて)(追記あり)

15年10月、同社のロンドンオフィスで人間対コンピューターの試合が行われた。そこでは「AlphaGo」と呼ばれる囲碁ソフトが現欧州チャンピオンである樊麾(ファン・フイ)との対局に臨み、英国囲碁協会からの立会人と学術誌『Nature』のシニアエディターであるタンギ・シュアール博士が見守るなか、5局すべてでチャンピオンを倒したのだ。 欧州の棋界のレベルは東アジアにまだ及ばず、欧州チャンプはレベル的には […]

2016.01.16。

どうして左派にとって難民は「聖人」でなくてはいけないのだろう?彼らは「聖人」でも「悪魔」でもない。正邪入り混じった普通の人間だ。 善意を仇で返されたとき、「善」を為すという選択自体が間違っていたのか、という問いが生まれる。左派がケルンの集団性的暴行について語らないのは、彼らが理想と現実の痛みの間でジレンマに陥っているからだ。 これは左派の限界ではなく、理想を追い求める上で必然的に立ち現れるショック […]

書評:『思考の技法 直観ポンプと77の思考術』(ダニエル・C・デネット)

思考の技法 -直観ポンプと77の思考術- posted with ヨメレバ ダニエル・C・デネット 青土社 2015-04-09 Amazonで見る Kindleで見る 楽天ブックスで見る 7netで見る hontoで見る なかなか歯ごたえがある上に訳文が結構悪文で(原文も入り組んだ文章なのだろうが、それにしても翻訳に時間がなかったのだろうと思われる。刊行直後から訳者HPで提供されているエラッタの […]

書評:『戦略読書』(三谷宏治)

書評:『戦略読書』(三谷宏治) 戦略読書三谷 宏治 ダイヤモンド社 2015-12-18売り上げランキング : 84 Amazonで詳しく見る by G-Tools ここ半年か一年ほど、読書ブームが穏やかにだが興っているようだ。書店には下記のような読書術の本が並ぶようになってきた。 読んだら忘れない読書術 posted with ヨメレバ 樺沢紫苑 サンマーク出版 2015-04-14 Amazo […]

【ネタバレ感想】「スターウォーズ フォースの覚醒」

【ネタバレ感想「スターウォーズ フォースの覚醒」 極めて、本当によくできた、二次創作のようだった。 旧作ファンの視線を意識しすぎて八方美人になっているが、シリーズの基本線は確かに踏まえている。 物語 予想を良くも悪くも裏切らないストーリーだった。オーソドックスだが、驚きもなく第四部・第六部の焼き直しと言われても仕方がない。 テーマは「家族愛と執着/自立」というスターウォーズど真ん中のものだった。 […]