「2015年、紙の漫画雑誌はますます減少して20年連続減」

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2015年の簡単なまとめ

  • 紙だけでは、雑誌・単行本を合わせた販売金額は、3268億円で1985年頃と同水準。
  • 紙の漫画雑誌の販売部数は、20年連続のマイナスで、下げ止まらない。
  • 電子コミックスの売り上げが1149億円で、1000億円を軽々と突破。
    • 紙のコミックスの売り上げが2102億円。既に、全体の1/3以上は電子に移行。

2015年、紙のマンガ雑誌の販売部数が前年比13%ダウンの3.5億部。
2012年には4.8億部だったことを考えるとかなり衝撃的な数字で、もし同じ部数ずつ減っていくと、あと10年で紙のマンガ雑誌は消滅してしまう。もちろんそう計算通りに進むはずはないが(あるいはもっと早かったりして)。

ちなみに日本雑誌協会が公表しているデータによれば2014年10月から2015年9月までの週刊少年ジャンプの発行部数が245万部。ジャンプは年48回刊行(だったはず)なので、245万部×48=1.176億部……
うわー1/3がジャンプじゃねえか。まあ販売部数と発行部数だから単純比較できねえけど。
それにしてもここまで一極集中するとは。いやジャンプ面白いけど。ワールドトリガー最高だけど。